ウエス製造・販売業


ウエスとは

ウエスとは機械製造工場や自動車整備工場、板金塗装工場などさまざまな製造現場で機械、部品、車などの清掃や磨き作業に使用されている工業用の雑巾のことです。

雑巾といいますと四角くミシンがけされたものをご想像される方が多いと思いますが、古着を裁断して作られる

リサイクルウエスのほとんどが不定形で端縫いはされていません。

繰り返し洗濯をすることによって吸水性の高まった古着から作られるリサイクルウエスは経済的で環境に優しい商品です。

ウエス製造工程


1.指定の大きさに裁断

社の選別工場でウエス原料として選別された古着を専用の裁断機で既定のサイズに合わせて裁断していきます。

同時にウエスの主な使用目的である「拭く」「磨く」といった作業の邪魔となるボタンやファスナーも切り取ります。

ウエス裁断のためだけに独自開発された裁断台で作業を行っていきます。


2.裁断したウエスの検針

 針などの危険物の混入を防ぐため、裁断が終わったウエスを検針機にかけます。

 

 

日本金属探知機製造株式会社製の卓上検針機を使用しています。


3.検針したウエスの計量とまとめ

 商品ごとの規格に合わせ、裁断・検針の終わったウエスをデジタル量りで計量し、 布で包み紐で縛ります。商品によってはそのままビニールの袋や段ボール箱に詰めるものもあります。

 

圧縮しやすいよう裁断したウエスを大きな布で包んでいきます。


4.圧縮・梱包

在庫の省スペース化のため、裁断担当者が布で包んだウエスや袋につめたウエスを専用の機械で圧縮し、指定の紐で縛ります。また、圧縮が必要のない袋詰めのウエスや、箱詰めのウエスは口をテープでとめます。

5個で1セットとして梱包を行っていきます。鈴六では商品の取り違えを防止するため、商品ごとに6色の紐を使い分けています。


5.完成

基本的な出荷単位は10kgか20kgになりますが、鈴六ではお客様のニーズにあわせ、様々な梱包方法のウエスをご用意しております。詳しくは取扱商品のページをご確認くださいませ。


上図の左が4㎏×5個で圧縮・梱包した20kgの商品、右が2kg×5個で

圧縮・梱包した10kgの商品です。